プロセスは、オペレーティングシステムの基本的な動作単位であり、各プロセスには固有のプロセス ID があります。各プログラムの実行状態を確認するには、pstree コマンドを使用します。
最小限のインストールの CentOS 7 システムには、デフォルトで pstree コマンドが含まれていません。
コマンドを直接入力して実行すると、「pstree」コマンドが見つからないというエラーメッセージが表示されます:-bash: pstree: command not found。この場合、pstree コマンドを個別にインストールする必要があります。
pstree のインストールには、以下のコードを入力できます:
yum -y install psmisc
注意すべきは、install の後に pstree ではなく、psmisc というソフトウェアが続くことです。
psmisc はプロセス管理ソフトウェアパッケージであり、Linux システムのプロセスを管理するための多くのツールが含まれています。pstree はそのうちの 1 つです:
- fuser – ファイルやソケットを使用してプロセスを識別
- killall – 指定された名前のプロセスを終了
- prtstat – プロセスの統計情報を出力
- pslog – プロセスのログパスを出力
- pstree – 現在実行中のプロセスをツリー形式で表示
- peekfd – ファイルディスクリプタを介して転送されたデータを表示